弟くんがお嫁さんを連れて、実家にお年始にきた。
「なんかだいぶウチのお雑煮とちがうみたいで〜」
と、お嫁さんが言う。
ママりんと私は、
「ああ、うちの雑煮はもう雑多だからね〜(^.^)」
と笑っていた。
京都生まれの母と、高知生まれの祖母。そして広島生まれの祖父の間で、ここ30年以上かけてつくりあげられた「お雑煮」が今や実家のお雑煮スタイルであり、それが定着して長い。
うちの雑煮は、関西スタイルの雑煮(白味噌・丸もち)の基本からはちょっとずれていて、三が日は日によって違うのを作っているのである。
中にいれる具もベースによって全く違う。
当然ながら、それがフツーだと思っていた弟くんからすれば、よそのお雑煮は異文化そのものであろう。
まあまず大阪の雑煮ではないことだけはたしかだ。
するとお嫁さんが、
「さすがにハムはびっくりしました〜(笑)」
というではないか。
ハ、ハム?ハムは知りません。
どこの雑煮でしょうか?それは( ̄□ ̄;)!!
「しらんで、そんなん・・・・・(゚ _゚;)。
それ、弟くんだけやと思うけどな・・・・そんなん食うてたんか、あいつ」
ボロカスである。
まあ、日本人でハムを雑煮にいれる人はそういまい。
驚いたのは弟くんだ。
「え?ねえちゃんら、ハムいれてないの?」
「いれねぇよ、そんなもん。┐(-。ー;)┌」
「えええ!俺、ずっと入れてたで。ハム」
事の次第はこうだ。
我が実家では、年寄りそれぞれが「お雑煮にはこれだ!」と思っている具が違うかったので、ママりんの労力軽減のため、長らくビュッフェスタイルをとっているのである。
里芋やにんじん大根、玉子、ほうれん草、水菜、菊菜、三つ葉、かまぼこなど、さっと火をとおしたものが皿にでんっ!と置いてあり、それを「白味噌スタンダード(京都風)」、「白味噌海鮮版(広島風)」、「すまし仕立て(高知風・ちょい辛目)」の出汁にあわせて、チョイスできるというようにしてあるのだ。
で。
その皿には、おせちの重箱にはいれないものの、パパりんの好物であるハムがのっていることがある。
それを弟くんは、雑煮の具だと思いこんでずーっと雑煮にハムをいれていたらしいのだ。
「水菜とかまぼこと、にんじんと里芋・・・・・・あ、ウチと同じです・・・(*^o^*)」
ほっとした表情のお嫁さん。
そうであろう。
それが関西スタイルのほぼ定番具材である。
おかしいのはアンタの旦那だけであって、この家ではないのだ。
しかし、実家で人知れずハムを雑煮にいれていたらしい弟くんは、
「今さらもどれない・・・・・( ̄□ ̄;)!!」
とわけのわからないことをいいながら、今年は公明正大にハムいり雑煮を解禁していた。
アホらしいことであるが、こうして新たな雑煮が新居でできていくんだろう、ともいえる。
「そんなのが実家の味でないことをちゃんというように!」
と釘を刺しながら、ハムを土産に持たせたママりんなのだった。
偏食はない!ということを売りにしていたうちの弟くんであるが、意外なところにとんでもねえ新風を巻き起こしそうで楽しみにしている。
いひひ。


コメント (2)
ヒャハハ、可笑しいです。
ハム入り?
人知れず?
よかったですね、判明して。
お嫁さんの誤解も解けて。
でも、可笑しいです、大声で笑っちゃいました。ありがとう。
それにしても、ビュッフェスタイルのお雑煮も良いですね。
そのアイデア、頂きます。
投稿者: シニア | 2007年01月03日 15:32
日時: 2007年01月03日 15:32
いやあ〜ホントにびっくりしましたよ(笑)
ハムを雑煮にいれていたとは・・・・。
ちょっとくらい「変だな・・・」とは思わなかったのでしょうか?
わはは。
と、まあ、こんなわけで、うちのお雑煮は、ますます雑多になっていきそうな気配です。
>ビュッフェスタイル
いいでしょう?
お雑煮の具って、それぞれこだわりがあるので我が家では長いことこの形式で好きな具をいれて食べてます。
ちなみに私は京都風です。
(^o^)/
投稿者: つかさみずほ | 2007年01月04日 01:15
日時: 2007年01月04日 01:15