「犬神家の一族」の試写会に行ってきました!
市川崑×石坂浩二の完全リメイク版です。
この映画に関しては、ネタバレを気にせずガンガンと感想を書きたいと思います。
(なので、「え?犬神家しらない」っていう人は読まないでください)
市川監督の映像美・・・・・・
と、いわれると、たしかにどのシーンもとってもキレイです。
けれども、市川監督という人は、たぶん、今流行のフルCGとか超特撮技術には興味ないんだと思います。
今、自分に見えないものをあるように撮影するというのは、91歳の市川御大はできないのでしょう。
なので。
佐武の生首が菊人形の上に晒されていても、「うぎゃああ」とびっくりするような映像にはなっていません。
「あらあら、一条薫(仮面ライダークウガ)ったら、首忘れていっちゃって」
と思える余裕があるくらいです。
ストーリーも前作とまったく同じです。
>「青沼菊乃が実は〜」という原作のエピソードはすっぱりと差し替えられたままです。
なんであのエピソードを市川御大が削ってしまったのかは未だに謎なのですが、それでも今回は、あの怪しげな琴の師匠として草笛光子さんがでていたりするので、「まあ、いいか」と思いました。
それと!
佐清役の尾上菊之助、やっぱりいいなあ。
大好きだ、この役者さん(*^^*)
松子役が富司純子なので、リアリティも満タンですが、なにがいいって、芸が細かい。
静馬が佐清に成り代わっている時はちょっと姿勢がわるかったりする細かさ!
ああ、すばらしい。
「すごい役者さんなんだな〜さすが音羽屋」
と、私なぞは感動していたのですが、
やっぱり歌舞伎じゃないせいか、佐清として出てきたとたんに、
「うわあ〜お父さんそっくり」
という声があちこちから漏れでてきて、ちょっと気の毒でした。
お父さんがすごすぎる役者さんって、こんなもんなんでしょうか・・・・・・。
あ、あと。
那須ホテルの主人役で三谷幸喜が出演しています。
この役は前作では横溝氏本人がやっていたので、「あ、そうか。横溝さん亡くなったんだったなあ」としみじみ………。
前作と同じキャスティングだったり、他の役でちょろっと出てきたりと、前作のイメージをまったく裏切ることもなく、むしろ楽しませてくれるこの映画。
けっこういいと思います。
が、
「こんなのリメイクする必要ないじゃん┐(-。ー;)┌」
と思うか、
「いやいや、市川崑×石坂浩二はもう最後かもしれないし」
と、思うかどうかで、楽しみ方がかわってくるかもしれません。
>私はどっちかというと後者なので、大変好意的なのかもしれませんです(^-^;
最後に。
金田一耕介が軽く頭を下げたとき、
私はちょっと泣けましたよ。
「さよなら」
と、いわれたみたいで。


コメント (2)
懐かしいッス。犬神家の一族!
コレはワタシが生まれて初めて両親に手をひかれて観に行った映画なのであります。
菊人形のシーンで、グゲーっ!!
佐清がマスクを外すシーンでガーン!
まだ幼子だったワタシには大画面でアレを観るのはキョーレツでした。
大人になってからも、ひらかたパークの菊人形にも佐武の首がすわってる気がしてなりません(涙)
投稿者: samurai*ako(Zoe) | 2006年12月18日 13:45
日時: 2006年12月18日 13:45
私も子どもの時は、横溝正史と聞くだけで震え上がっておりました。
今回のリメイクを見て、「なにが怖かったのやら」と思って帰ったのですが、しばらく首のあたりがむずがゆかったです。(笑)
それにしても初めての映画が「犬神家の一族」って・・・。
ちなみに私は「トッツィー」でしたが(^-^;
投稿者: つかさみずほ | 2006年12月18日 20:24
日時: 2006年12月18日 20:24