同居人が遠征試合のため、福井県に出かけてしまいました。
と、いうわけで、久しぶりに「真・母子家庭」を満喫すべく、子どもらと映画を観にいくことに。
正直、J.K.ローリングって、筆に波があると思うんだよね。
原作「炎のゴブレット」は上巻のほとんどをクィディッチワールドカップの描写で済ましてしまうという暴挙にでたあげく、前作であれだけ魅せたシリウス・ブラックはほとんど登場せず、トム・リドルの利発な過去は意味もなく、いきなり復活した汚いジジイ、ヴォルデモート。
なんなんだ?これは?!「半分金返せ!」と怒り狂った私。
そもそも原作の中で、私がぶっちぎりで賞賛していたのは「アズカバンの囚人」なんですが、ディテイルにエピソード、その他もろもろ、こと映画に関してはどっちかというと裏切られ気味。
「賢者の石」は、待ちきれなくて先行オールナイトに並んでまで観にいったのに、さすがに近頃はもうすっかり熱が冷めてきました。
子役はすっかり大きくなるし、またもや監督が変わってしまった、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」。
原作の評価は下の中、前作の映画は下の下というつかさみずほ評価。
そんなこんなで、全く期待はゼロでした。
が!!
今回は、なかなかよいです。
ダニエル・ラドクリフも、エマ・ワトソンも、ルパート・グリントもみんな大きくなっちゃって、
「え?ハリーって今はいくつやったっけ?」とホグワーツ魔法学校に入った年齢が11歳だったのか12歳だったのか思い出すのに苦労しましたが、4年生(つまり14歳)になったハリー・ポッター、なかなかの成長を見せてくれております。
この映画がR15指定になっていることの是非はさておき、ムダなく原作に忠実で、ムダな原作のエピソードは遠慮なくカットしてあることに私は感動しました。(笑)
そやねん。そんな長々とはいらんねん、クィディッチ!
だってルールがどうしたってよくわからんねんし、アイルランドのプロクィディッチチームっていわれても、サッカーともフットボールとも比べようがないんだから、魔法界でどれだけ人気っていわれてもピンっとこぉへんねんもん。
と、常々思っていた私。
前半部分のエピソードをバッサリとカットした今回の監督、マイク・ニューエルに握手を求めに行きたいような気分になったのは確か。
ただし、「日刊予言者新聞」の記者、リーター・スキーターのエピソードがちょっくら物足りないような気もしました。
ここはハーマイオニーのもうひとつの見せ場だと思うので、ぜひ組み入れていただきたかったです。
もちろん、原作ファンの人からすると、そんないろんなエピソードへの思い入れも含めて、賛否両論は今回もあると思うのですが、少なくともつかさみずほ的には「アズカバンの囚人」ほどがっかりするようなことはありませんでした。
J.K.ローリング自身、この4作目「炎のゴブレット」への読者の不満と話の帳尻を5作目の「ハリー・ポッターと不死鳥騎士団」で合わせておりますが、今回の映画は十分次回作に問題なくつながる映画になっているんではないかと思います。
もうDVDでいいや〜と思っていた私でしたが、今回はスクリーンで見てよかったです。

